2016年1月30日土曜日

いやなことばかり 小学2年生『生活ノート』より



みんな 夜になると

「ねるのいや」という。

朝になると

「おきるのいや」という。

夜と朝と いやなことが二つある。

わたしもそうだけど。
詩集『金魚』より

2016年1月20日水曜日

マット・スミス作  Automata "The Scarab Wrappe"

 
ペーパークラフトとしてポール・スプーナー氏が制作したものを、マット・スミス氏が再設計し 1998年

"The Scarab Wrappe"(スカラベの包装)  
©Paul Spooner & Matt Smith
 
と題し製作されたアヌビス【Anubis】シリーズの一点です。
  (シリーズといってよいか解りませんがアヌビスをモチーフに多くの作品を制作しています。)

このオートマタは、古代エジプトの壁画に登場するミイラ作りの神アヌビスが両手でピラミッドを持ち上げ、持ち上げる度、再生復活の聖なる甲虫スカラベ(糞コロガシ)をミイラに仕上げます。


古代エジプトにおいてスカラベが転がす球は、東から昇り西へ沈む太陽を表し、また、その中に卵を産み付けやがて新たな命が誕生する再生復活の象徴でもあります。

そういった事から、このオートマタはいのちの再生復活を願う古代エジプトの宗教を象ったものかもしれません。

しかし、
終ることのない永遠のいのち
を得る事が出来たならそれからの人生は「明日でいいか、今度でいいか」「ああなったらいい、こうなったらいい」・・・と、ただダラダラと空しく過ぎるいのちを生きていくように思えます。

限りあるいのちを頂く我々に、空しく過ぎることの無い「ここに居ることの意味」「今を生きるとは」と、自己の歩みや、いまの生き方そのものを問うているように見えます。

三蔵流支授浄教
焚焼仙経帰楽邦 
                          『正信念仏偈』

2016年1月10日日曜日

アメリカのお土産


OUR
Family
is like the
BRANCHES of a tree.
We may grow in
different directions, yet our
roots  remain as one.

 
generations of love
 
恥ずかしがり屋の日本人にはちょっぴり照れくさく伝えられないことば(詩)ですが、「家族は木の枝のようにそれぞれ成長しいろいろな方向へと進むけど根元はおなじくひとつ。」こんな意味なのかな?
ことばの横に添えられた木の絵のように皆が「ただいま」「おかえり」と帰る場所でありたいと。
 
 思い出のお土産を、家族が集う居間に飾らせていただいています。

2016年1月1日金曜日

謹賀新年

昨年はお世話になりました。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。